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アートピース

このレーベルから生み出されるアートピースは、自然の断片をすくい取り、空間に「気配」を宿すことを目的としています。自然の要素を手がかりに、建築やインテリアと呼応し、その場の文脈に新しい感性を差し込みます。視覚的な美しさにとどまらず、記憶や感情を呼び覚ます体験を生み出し、暮らしや風景の中で共に呼吸する存在として、日常に深みを与えます。

春日貴幸のランドスケープの知見と、今村俊太のデザイン力を掛け合わせ、このレーベルでは自然の循環を取り込んだ空間を生み出します。それは庭や室内の緑化にとどまらず、建築の構造や素材との呼応、光や風といった要素との調和までを視野に含みます。人と自然の境界をやわらかに溶かし、居心地のよさと精神的な豊かさを同時に満たす場を創出すること。これがtutuneのインスタレーションの根幹です。

​インスタレーション

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植物や空間にまつわる新しい価値をかたちにする

レーベル「tutune(つつね)」をプロデュースしています。
プロダクトやアートピースインスタレーションを通じて、

人の営みに寄り添う感性を育みます。

【続根・連根】

「つつ(続・連 )」+「ね (根 )」=続き連なる物事の源・土台。

植物は、大地に根を広げていき、巡りゆく季節の中で自生して美しい花を咲かせます。私たち人間も歴史や文化の連なりが根のように複雑に絡み合って今に至ります。遠い過去からの文脈を解釈しながら、時代の流れに身を委ねつつ適応してきました。「 tutune」では、続き連なってきた物事の源・土台を見つめて、これから先に繋がるように自然、人間、食、歴史、文化など様々な点から新たな価値を広げていきます。​

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Pottery : Gaku Nakane  /  Planting : Takayuki Kasuga

プロダクトは、単なる道具や装飾ではなく、自然のリズムを日常に取り込むための媒介です。植物を中心に据えたインテリアや什器は、素材の質感や形態に配慮し、空間に静かな呼吸をもたらします。木や石、金属やガラスといった多様な素材の調和を通じて、暮らしに寄り添いながらも時を超えて価値を育む存在を目指します。

​プロダクトデザイン

tutuneではアーティストやクリエイターとの協働を広げ、

その土地に宿る文化や自然と交わりながら、新たな可能性を探求していきます。

 

それは、ひとつの創作活動にとどまらず、
「自然・人間・食・歴史・文化」を結ぶ場として、

さまざまな分野と交わりながら静かに広がっていくものです。

 

人の営みは、歴史や文化の根をめぐらせることで育まれてきました。
その流れの先にある未来へと、土壌をひらき、新しい根をひろげていきます。

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